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セメント質腫とは、歯が原因である腫瘍のうち、歯を構成する成分の一つであるセメント質の増殖を特徴とする病変です。 臨床的には多様性がありあります。多くは顎骨中心部の根尖部付近にセメント質の増殖がみられ、]線写真ではんだんがしやすいものです。 WHOの分類では、良性セメント芽細胞腫、セメント質形成線維腫、巨大型セメント質腫、根尖性セメント質異形成症の4つに分類されています。どれも自覚症状は無くレントゲン撮影にて偶然発見されることが多いです。 良性セメント芽細胞腫は、増大に伴い顎骨の膨隆をきたし、痛みのない顔面の腫れを起こし、後期には疼痛を伴う場合もあります。発育はゆっくりで、痛みがないために下顎骨下縁にまでおよび、病的骨折を起こした例もあります。 治療は、顎骨内のものでは、唇、頬側皮質骨を削除して腫瘍に到達し、周囲骨から腫瘍を分離、摘出します。 下歯槽神経動静脈に注意する点を除けば、それほど難しい手術ではありません。巨大な良性セメント芽細胞腫、セメント質形成線維腫は積極的に摘出術を行うことが多いものですが、巨大型セメント質腫、根尖性セメント質異形成症で小さなものは、経過を観察し、特に異常が無ければ放置することもあります。 X線所見である程度判断可能ですが、確定診断は摘出物の病理組織学的診断が重要です。 あいざわ歯科クリニック 山梨 インプラント |
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